旧ブログでも書いたネタですが、新宿の喧噪に疲れると京王百貨店の屋上へ向かいます。
多くの百貨店が、屋上を閉鎖あるいは縮小しているなか、大健闘しているように思う。
遊具はコイン式。
昔は百貨店の屋上といえば、小さな遊園地という感じだったけど、今は幼児向けゲームセンターに近いのかな。でも子供たちはおおはしゃぎ。
錦鯉の水槽で立ち止まっているのは決まって年輩の男性。
私も倣って隣の金魚や出目金を眺める。
ランチュウ、コメット、オランダ。土佐金、朱文金、頂天眼。名前も色っぽい。
園芸コーナーは、冬場になると廃墟的なさびれ方。
昼間の町は疲れる。
目が光に弱く、皮膚も光に弱く、日中に向かない体質というのもあるけど、
昼間っから新宿なんて歩くもんじゃないな、とか思う。
表通りはチェーン店ばかりな上に席もギュウギュウに詰まっていたりするから、
結局はここに落ち着く。
人も少ないし、コーヒーも飲めるし、煙草も吸えるし、本も読める。
新宿という町にあって、ここは特別おっとりした空気が流れていると思う。
でもこんなに人が少ないと閉鎖されちゃうかも、、、という不安もチラホラ。
昔はあったカフェスペースもなくなっちゃったし。
お気に入りの場所は、知ってほしいような、知られたくないような、複雑な場所でもありますね。
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