2012年10月31日水曜日

「瓶詰の地獄」「芋虫」「パノラマ島綺譚」――丸尾末広

瓶詰の地獄 (ビームコミックス)

原作は夢野久作。
難破した船から無人島へ漂着した幼い兄妹。
彼らの持ち物は、壊れた船の木材、ナイフ、筆記用具、虫眼鏡。そして聖書と三本のビール瓶。
自然に恵まれた常夏の島。二人だけの楽園は、肉体の成長とともに地獄となっていく。

ほか、宗教絵画のモチーフとして有名な「聖アントワーヌの誘惑」、落語の演目「黄金餅」、オリジナル作品「かわいそうな姉」が収録。



芋虫 (BEAM COMIX)

ストーリーは、、、何と書いてよいのやら。
だって原作が江戸川乱歩だもの。
タイトルが芋虫だもの。
戦時中は発禁だったんだもの。
悲しいお話です。


パノラマ島綺譚 (BEAM COMIX)

こちらも原作は江戸川乱歩。
双児と見間違えるほどよく似た二人。
一人は富豪の跡取り、一人は理想郷の構築を妄想する売れない小説家。
理想郷を現実のものにするため、小説家は病死した旧友と入れ替わるべく墓を掘り起こす。



これらの作品に共通するのは、当時の町並みや風俗の描写が凄さ。素晴らしい。
でもまぁエロとグロが過ぎて、もう少し想像の余地を、、、ねえ?
どちらかといえば苦手なのに読んでしまう漫画家の一人。

花輪和一との画集が復刻された模様。花輪和一も苦手なのに読んでしまう、、、。


      

2012年10月30日火曜日

体調不良

体調不良でズルズルとした生活を送っていました。
夏の疲れ、夏が終わったという油断、そういったモンが一気に押し寄せてきたようです。
今日になってやっと「戻った」という感じ。
やれやれ、です。

中年になったんだなぁ、、、と自覚したのは、体とのつきあいを考えるようになった時。
若い頃は、心にばかり捕われてました。
でも年々、体が重要になってくる。
どうすれば体と良好な関係を築けるものか。
長いこと体を無視し続けてきたのでツケは大きそう。
地味〜に信頼回復をはかるしかなさそうです。

とりあえず早寝早起きですねー。もう眠るとします。
明日からはブログの更新もマメに。


おやすみなさい。よい夢を。

2012年10月24日水曜日

1/20 ピットクルー( G&T-21)——フジミ模型

 F1もよく知らないし、模型もよく知らない。でもこんな物が欲しくてしかたない。


1/20 ピットクルーAセット ( G&T-20)
1/20 ピットクルーAセット( G&T-21)。

1/20 ピットクルーBセット ( G&T-21)

1/20 ピットクルーBセット( G&T-21)。


一人暮らしをしていた頃、時々F1中継を眺めていました。
一番好きだったのは、やはりピットインしてから走り出すまでの数秒間。
この職人技に悶えるわけです。

車に限らず、電車でも、飛行機でも、整備されているところに萌える私。
乗り物に限らず、物が作られていたり、直されている過程が好き。


でもですね、買う気はない。
こんな物にはまったら、お金と時間がいくらあっても足りない。
何より管理できるわけがない。


とりあえず、トミカの工事車両シリーズを集めて楽しんでいます。



    

2012年10月23日火曜日

玉川上水散策絵図——村松昭、作・画

Googleマップには毎度お世話になっております。
この地図機能の登場により、あまりにも便利になったものだから、
「これさえあれば、もうほかの地図はいらないかも」 ぐらいに思いはじめた。
が、その矢先に「川」のようなものは調べにくいと気づく。
スクロールの繰り返し。拡大すればしたで小さくなり過ぎて何が何だか。




村松昭の散策絵図シリーズ。玉川上水散策絵図。






川はこういう地図が断然調べやすい。




周辺の施設、生息する鳥や草花も載っています。
太宰治が入水自殺した場所なんかも。


ちなみにこの地図は夫の所有物。
彼は数年前から地図を集めはじめています。
と、いうことで、部屋に忍び込んで拝借。
こういう地図は買う気がしなかったけど、おもしろいし、意外と実用的かも。


それにつけても、便利にも色々あるものだなぁ、と改めて考えさせられた次第です。

2012年10月22日月曜日

京王スカイガーデン——新宿区・新宿駅

旧ブログでも書いたネタですが、新宿の喧噪に疲れると京王百貨店の屋上へ向かいます。



多くの百貨店が、屋上を閉鎖あるいは縮小しているなか、大健闘しているように思う。




遊具はコイン式。
昔は百貨店の屋上といえば、小さな遊園地という感じだったけど、今は幼児向けゲームセンターに近いのかな。でも子供たちはおおはしゃぎ。
 



錦鯉の水槽で立ち止まっているのは決まって年輩の男性。
私も倣って隣の金魚や出目金を眺める。
ランチュウ、コメット、オランダ。土佐金、朱文金、頂天眼。名前も色っぽい。




園芸コーナーは、冬場になると廃墟的なさびれ方。





昼間の町は疲れる。
目が光に弱く、皮膚も光に弱く、日中に向かない体質というのもあるけど、
昼間っから新宿なんて歩くもんじゃないな、とか思う。

表通りはチェーン店ばかりな上に席もギュウギュウに詰まっていたりするから、
結局はここに落ち着く。

人も少ないし、コーヒーも飲めるし、煙草も吸えるし、本も読める。

新宿という町にあって、ここは特別おっとりした空気が流れていると思う。

でもこんなに人が少ないと閉鎖されちゃうかも、、、という不安もチラホラ。
昔はあったカフェスペースもなくなっちゃったし。

お気に入りの場所は、知ってほしいような、知られたくないような、複雑な場所でもありますね。


2012年10月21日日曜日

忍法八犬伝——山田風太郎・著


忍法八犬伝 山田風太郎忍法帖(4) (講談社文庫)

ご存じ滝沢馬琴の南総里見八犬伝。この小説はその子孫のお話。

八犬士末裔のジイサンたちが語る日々の説教に、若い殿様もジイサンたちの息子たちも
「超うぜぇ」と思うのは今も昔も同じ。

殿様はその鬱陶しさから解放されたいと「仁義礼智忠信孝悌」と記された八顆の珠を
徳川家に献上すると約束。

が、里見家の取り潰しを企てる伊賀者に「仁義礼智忠信孝悌」を「淫戯乱盗狂惑悦弄」
と記された珠にすりかえられちゃったからさあ大変。

頼りのジイサンたちは切腹しちゃったし、その息子たちは修業先からトンズラ。
果たして献上の日までに珠は取り戻せるのか?


物語りのスタートからハフハフな展開。
さすが、エンターテインメントの神様、山田風太郎。
えぇぇぇぇぇ!!!という忍法。サービス精神たっぷりなエロ描写。
でも、嫉妬さえ覚える男の生き様と死に様がここにある。
とても切なく、美しいお話です。



2012年10月20日土曜日

暮らし

先日の「炊飯器、掃除機、電子レンジ、テレビなどがない」発言に
「アンタ、どうやって暮らしてるの!」というご心配の声が届いております。

ごはんは鍋で炊いてます。こんな感じ。



 

「鍋炊きのほうがおいしい」とか言うつもりはなく、単に楽なのです。
ざっくりと理由を挙げると、、、


短時間で炊ける
何合炊こうが沸騰までの時間が違うだけで、沸騰から10分弱で炊きあがる。

目盛りに合わせて炊く必要がない
食べる分だけ炊けるので、保温機能も不要。

構造が単純
鍋は丸洗いできるし、取手を付け替えれば半永久的に使い続けられる。


もちろんデメリットもあるわけですが、、、


鍋にご飯がこびりつきやすい 
お焦げごはんは30分ほど水に浸けてから洗うしかありませんねー。
普通に炊く場合は、水分が蒸発しきってないうちに火を止め、
鍋肌からはがすよう混ぜて蒸らせば、こびりつきは最小限に抑えられます。

吹きこぼれでコンロ周りが汚れる
一番のデメリットはこれ。マメに掃除するしかありません。
掃除は悪いことじゃないから、やればいいだけかも(やってないけど)。


レンジ、掃除機、テレビも似たような理由で、蒸篭、帚と雑巾、ネットで賄ってます。

これらについて、こだわりがあるわけではありません。 
夫と生活リズムが極端に違ってきたら、炊飯器を使うだろうし。
オーブンレンジのカタログは定期的にチェックしているし。
広い家ならルンバを走らせておきたいし、テレビも主義主張があって観ないわけじゃない。
——つまるところ、面倒くさがり屋なだけ、ということやも。


ただ、これだけは!というこだわりが一つ。 
トーストを焼く時、オーブントースターで焼いてませんか?

トーストは、フライパンで焼いて!  

カンカンに熱くなっているフライパンなら片面10秒から20秒ぐらい。
(この辺りは火力と好みによります)

水分の蒸発を最小限に抑えられるので、表面はサクッ!なかはフワフワのまま。
騙されたと思って是非。

2012年10月19日金曜日

FREE TOKYO~フリー(無料)で楽しむ東京ガイド100 ——ジョー横溝・著

FREE TOKYO~フリー(無料)で楽しむ東京ガイド100 (P‐Vine BOOKs)

タイトル通り、無料で楽しめるスポットの紹介。
音楽を聴いたり、映画を観たり、見学したり。和舟に乗ったり、足湯につかったり、
囲炉裏にあたったりもできちゃう。
盲点だったのは「寺」。そっかぁ、そうだよなぁ。

このテの本にありがちな手抜き感はなく、丁寧に作られています。
図書館で借りて読んでみたけど、これは購入かなー。

東京はこういう施設にかなり恵まれている場所だと思う。
歴史的建造物も多く、休憩スポットとしてもお勧めです。



2012年10月17日水曜日

プリンタとデジカメの購入

重い腰をあげました。
プリンタとデジカメの買い替えです。


さて、我が家には、炊飯器、掃除機、電子レンジ、テレビなどがありません。
けどプリンタはレーザー!!!
という他人にとってはどうでもいいだろう線が譲れない。

でも最新機種じゃなくてもいい。型落ちで十分。安定しているし。情報を集めてから買えるし。
そして買ったが最後、使い倒します。

しかし、プリンタが壊れ、デジカメも限界。
「商売になんねーよ!」と私。
この夏、長年苦楽を共にしたMac2台(OS8.6と0S9.2)が立て続けにお陀仏し、
何かがはじけた模様。

家にはOSXが入ったMacがもう2台あるけど、このOSが、、、ねえ?
しかし、そんなことを言ってられなくなったので、MacBook Airを買い足して格闘中。
プリンタとデジカメもあわせ、まとめて機能の把握といきましょう。



長くなりました。
購入したプリンタは、Brother DCP-7060D




購入理由は、「Mac対応」「レーザー」「スキャナ」「両面」の条件をクリアしたから。
カラーはあればあったで、ぐらいな優先順位。
プリンタは壊れやすいので安い物で十分。購入価格は15,470円。

1992年のビジネスショーでパーソナル用インクジェットプリンタが10万円を切ってコーフンした記憶があります。本当に安くなったものです。




デジカメはNikon COOLPIX P310



購入理由は、この価格にしてはレンズが明るいこと。
モニタも鮮明で、マニュアルで撮影もできるのでなかなかだと思います。
モニタは汚れやすいけど、これは仕方ないですね。購入価格は17,500円。


デジカメは悩みに悩みまくって、妥協した末の購入です。
今まで使っていたのは、SONY Cyber Shot 4.0 。



年代物ですが、レンズ部分が回転するので撮影しやすかった。

このタイプはもうだいぶ前になくなり、今はファインダーが回転するタイプが
SONYとOLYMPUSから出ています。ただこれも使い勝手はイマイチ。

一眼レフという選択肢もあるのですが、高価な上に持ち運びが不便。
仕事や家で使うにはよいのですが、バッグにポンと入れて出かける気にはなれません。

デジカメに求めるのは画質のクオリティより手軽さかも。
バンバン使っていこうと思います。





2012年10月15日月曜日

バラのお酒とChet Bakerの夜

体調が悪く、熱を出してます。

疲労が蓄積するとすぐに熱を出し、そしてなぜか酒が飲みたくなる。

家事の一切を終え、今夜は少しだけ飲んでます。

昨年仕込んだバラのお酒。読んでいるのはモレスキン関係の本。




バラの香りがとてもいい。だいぶ角がとれてきたけど、あともう少しといったところかな。

でも酒は生涯口にしなくても支障がない。

アルコールに弱い私は酒では酔えないのです。

手足は浮腫むし、貧血は起こすし、酔うというより、体に毒がまわっていく感じ。

でも音楽があると酔える気がする。

いつもは賑やかな曲を好んで聴くけど、たまにはジャズを。

ジャズやバンドネオンの切ない音を生で聴きたいなぁ。さぞ酒がうまかろう。

そうそう、ジャズといえば、菊池成孔の粋な夜電波はお勧めのラジオ番組のひとつ。

Chet Baker の「I fall in love too easily」






こういう時に飲むお酒は強いものをストレートかロックで。

舐めるように飲めば、ビールをガッと飲むよりずっと酔いがまわらない。

これは酒を強要された時にも有効。この場合はロックで。

強い酒なら次を急かされないし、氷が溶けたら「薄くなった」と交換してもらえばいい。

酒席もお酒の味も大好きなので、本当はガンガン飲んで一緒に楽しみたいのだけど。


2012年10月14日日曜日

子ども向けのプレゼント選び

姪の誕生日プレゼントを買いました。


フェルトのメジャーとブローチ。

小物入れにもなるオーナメント。


購入したのは中目黒にある「DETAIL」。




初めて入ったお店です。
山手通り沿いを中目黒駅方面に向かう途中でこちらを発見。
ゆっくりプレゼント選びをする時間がなかったり、セールになっていたりで衝動買い。
これに子供が喜びそうなお菓子を入れてラッピングすれば完了。


今回のプレゼントは「可愛いけれど」という物になってしまいました。
雑貨自体がそういう性質を持っているので、プレゼントにしないほうが懸命、
そう思ってはいるのですが。
余裕がない時に選ぶ物には、自分が出てしまう気がします。
特にプレゼントは独りよがりになってしまいがちで、選んだ後にひどく落ち込みます。


気を取り直して。

旧ブログに載せたのですが、こちらはフォークマニス社のパペット。
こちらはとても喜ばれた品。いくつ贈ったかわかりません。
箱の下から指が入るので、フタを開けるとネズミが動いてるように見せられます。


タランチュラやホタテもある。どうなの。

 




そしてこちらは最近見つけた、わたなべなおき・著「おしゃれノート」。



ぬりえ絵、着せかえ、シールの合体型だけど、子供用というにはクオリティが異様に高い。
これは完璧に大人仕様。
作品集とも言えるし、「使えるものなら使ってみやがれ」という挑戦状にも見える。

    

親子をターゲットにした商品が増えてますね。
クリスマスや来年のプレゼントのためにももっとリサーチをしなくては。

2012年10月13日土曜日

砂糖、水、レモン汁でむだ毛を除去

小幡有樹子・著「キッチンでつくる自然化粧品 エステ&スパ」より、
シュガーヘアリムーバー。





作り方は、砂糖と水とレモン汁を鍋に入れて火にかけるだけ。
これだけで驚くほどきれいに脚のむだ毛が除去できます。

台所にあるものでパパッと作れるのが嬉しい。
実質飴ですから、市販のクリームやワックスを使うよりずっと穏やか。

注意は冷ます時間が結構かかること。
何より火傷に気をつけて扱うこと。
煮詰めすぎると冷やした段階で固くなったり、茶色くカラメル化してしまいますが、
湯煎で柔らかくすれば問題なく使えます。


女性の皆さん、お勧めです。


2012年10月10日水曜日

ダイロンプレミアムダイで染め直しをする


夫がネットで買った綿ジャケット。思っていたより鮮やかな青で気に入らない様子。

「墨汁をかけちゃうってどうだろう?」
そら凄いや。

見かねてネットで調べたところ、ダイロンのプレミアムダイは染め上がりが美しいとのこと。



1袋で250グラム(Tシャツ2枚分)が染められます。
夫のジャケットは622グラム。染め直しなので1袋でいきます。


染め方はいたって簡単。

1.40度のぬるま湯(0.5リットル)にプレミアムダイ(1袋)を溶かす。

2.1とは別に40度のぬるま湯(6リットル)に塩(250グラム)を溶かす。

塩が250グラム?その数字に驚く。砂糖なら250グラムで960キロカロリーという量です。
誤植じゃないの?と疑いながら塩を計量。





3.1と2を混ぜる。




4.ジャケットを浸けて15分間モミモミ。




5.さらに45分間浸ける。
空気に触れないよう漬物用の押し蓋をのせ、さらに布を被せておく。




6.水洗い。
大量の水が必要になります。浴槽の湯を1/3ぐらい使用。


7.洗濯機で脱水し、陰干し。



きれいな黒に染まりました。
ただポリエステルやナイロンは染まらないため、縫製の糸は元のままでした。




夫も大満足。
あとはアイロンをかけて終了です。



ダイスキン――ダイソー

一部で噂のダイソー発、通称「ダイスキン」。
 




こちらはイタリアのモレスキン(Moleskine)。
ハードカバーとゴムバンドが特徴の手帳です。




ダイスキンとモレスキンの関係性はソレとして。
ダイスキンがまさかの品薄状態。ヤフオクで倍の値段で出品している輩もおるのだとか。



2013年のスケジュール帳。年間カレンダーと罫線のページで構成されてます。 
※線が切れているのは撮影時のフレアによるものです。




罫線ページのみのメモ帳。
※線が切れているのは撮影時のフレアによるものです。


ダイスキンなのでこういうこともありますが、評判はかなり良いようです。



先日、「キーボードじゃないと文章が書けない」と載せましたが、紙のメモ帳が不要かといえばそれは別の話。便利以上に優先させなくてはいけないこと。紙のメモ帳じゃなきゃ!と思うシチュエーション。

私は、プライベートな時間を過ごしている時、お茶したりお酒を飲んでいる時、目の前でケータイやスマートフォンを使われるのが嫌いです。当然、ノートパソコンも。レコーダーなんてテーブルに置かれた日には恐怖です。電子機器につきまとうもの。ビジネスシーンではOKでも、個人的なおつきあいの席ではNGなツール。「メモさせてください」と言って取り出すのは、紙のメモ帳がエレガントだと思うのです。


そしてそのメモ帳に求めるものは——

表紙が固い
紙の表紙はヨレヨレになって見苦しい。
テーブルの上で書くとは限らないため下敷き代わりになる強度がほしい。

表紙の角にアールがついている
角が直角だとそこから痛みはじめるので。
あと意外と指をぶつけて痛いのです。

ゴムバンドがついている
紙が折れたり切れたりしないための保護。

サイズに選択肢がある
持ち歩くバッグのサイズによってメモ帳もかえたい。

ペンをはさめる 
バッグのなかで行方不明になりがちなので。


これに価格、色やデザイン、優先順位がグッと下がって紙質が入ってきます。モレスキンの手帳は魅力的ですが、日常の走り書き用には高価すぎる。細部に目をつぶればダイスキンの105円は買い。少なくとも試しに使ってみる価値はあると思われます。

2012年10月7日日曜日

アヴリル + ユザワヤ――武蔵野市・吉祥寺駅

吉祥寺に行きました。
目的はユザワヤなのですが、その前に、、、、







アヴリル。毛糸を中心とした糸のお店です。
こちらの染糸は10g単位の量り売り。




愛らしい糸、糸、糸。

いえ、それだけではありません。
違う種類の糸を一本に引き揃えてもらえるなど、各種加工サービスがあるので、オリジナル糸ができちゃう。

これはもう退却あるのみ。
はいはい、場所がわかってよかったねー!
はいはい、お金と時間ができたら、また来ようねー!

アヴリル。危険極まりないお店です。


誘惑を断ち切り、ユザワヤへ。
ダイロンのプレミアムダイを購入。





夫から「服の色が気に食わないから染め直して」と依頼されているのでございます。


さて、アヴリルも危険ですが、ユザワヤもかなり危険。
「こんなに便利なものが!」の連続。

さらに吉祥寺という町そのものがヒジョーに危険。
洋服、バッグ、靴。
文房具、雑貨、日用品。
そして中央線沿線名物カレーの匂い。

人が多いため長居したくないのが救いです。

2012年10月3日水曜日

公団烏山第一住宅——世田谷区・千歳烏山駅

千歳烏山駅南口より徒歩5分。商店街を抜けたところに公団烏山第一住宅の入り口があります。

公団烏山第一住宅は、阿佐ヶ谷住宅、鷺宮住宅と並び、前川國男建築設計事務所によって設計。
昭和33年竣工、94戸。
陸屋根タイプと傾斜屋根タイプが混在する分譲型集合住宅です。





数年前から徐々に取り壊されていき、現在ここに暮らしているのは一軒のみと思われます。
バラの垣根とステンドグラスが美しかったこの家もこの夏に取り壊されました。












阿佐ヶ谷住宅より規模は小さく、10分程度で見てまわれます。
それでも敷地内の道幅はたっぷりとられており、緑も多く、「団地」「集合住宅」についてまわる圧迫感とは無縁の空間。



大好物の工事車両も恨めしい。








この辺りに遊具を設置したコモンスペースがあったはず、、、
時、既に遅し。

いずれ阿佐ヶ谷住宅についても書いていきたいと思います。
こちらも再開発が間近に迫っている模様。
二度ほど行きましたが、まだまだ見足りない。急がねば。