2014年4月17日木曜日

仮免

四十半ばを過ぎての教習所通い。
マニュアルで申し込んだのですが、技能初日に方針変更。
オートマ限定に切り替えました。
こりゃ、運転に慣れてから限定解除した方がよいな、と。
のんきに通っていましたが、仮免許取得です。


覚悟していた追加教習なく第一段階を終えました。
逆に直前で慌てたのが学科。はい、なめていました。
効果測定は一発合格だったもののギリギリの45点。学科試験では49点——詰め込みました。
本試験を何度も受けるのはまっぴらご免なので、引き続き教本とにらめっこ中です。


技能教習でもっとも苦戦し不安が残るのは「急加速」。
いきなりアクセルベタ踏みで80km/hに加速する恐怖もあるけど、何より教習所の直線距離が短すぎてブレーキが間に合う気がしない。ブレーキ依存傾向なのに実はブレーキを信用していない、という人間関係のソレに似ているなぁ、、、などと思いつつ、先生の「はい、もう一度!」の非情な号令。「追加教習でもう一度コレをやるのはいやあああああああ!!!」と心の中で叫びながら、3回目にしてやっとOK。第二段階の「急ブレーキ」という項目が、、、心底怖い。。

S字とクランクは難なくクリア。ただ、それまで一度もひっかからなかったS字とクランクを立て続けに失敗した日がありました。その日は睡眠不足の上に日中も忙しく、教習は夜間、加えてS字とクランクはチョロいぐらいに慢心していた頃。・・学科の初っ端で言われることを身をもって知ったのであります。教習所内で体験してよかった。


いよいよ第二段階。路上です。
第一段階で苦労する人、第二段階で苦労する人。おそらく私は後者。このまま順調に終わるはずがない。でも第二段階は免許取得に向け加速をつけるぞー(学科を覚え直すのヤだし)。気を引き締めて頑張ります。


教習所への行き帰りの私のテーマソング。車の構造にも詳しくなりたいなー。車を愛したい。


▼自分自身の教習所メモですが載せておきます


【MT1時限目:オートマの運転】
MT車で申し込み。MT車1限目はAT車の運転方法を習う。発進、後退、教習所内の周回。はじめての発進。ぬるりと車が動き出した瞬間、呆然とする。運転席から感じる車は大きい鉄の塊。助手席で感じる乗り物とは別物。さて運転はといえば、カーブで先生にハンドルをガッと掴まれる始末。ここでオートマへの変更を決意。これにギアとクラッチ操作が加わるなんて無理だつーの。

【AT1時限目:発進と停止】
AT車に切り替え、仕切り直し。まずは先生のお手本を見る。先生の運転を見ていると視線はかなり遠く、ハンドル操作も必要最小限。真似てみると初日に苦戦したカーブが安定。視野が広がり、操作が少ないと余裕がでてくる、という当たり前のことに気づく。この日は右左折もやるが、こちらは問題点を把握する余裕なし。

【AT2時限目:速度調整・走行位置と進路】
右左折時のハンドル量がつかめない。特に戻す時にテンパる。が、先生は視線の位置で指示を出す。「曲がったらすぐにマンションの方を見て」「曲がり切ったら信号を見て」みたいな。なるほど!とは思うが意識はまだハンドル。左折がやや遅れるとの指摘。先生が「はい、ココ!」といった場所の前輪と縁石の位置関係を目に焼き付ける。これが後々のS字とクランクに役立つ。

【AT3時限目:発進と加速・目標に合わせた停止】
40km/hまで出す練習。運転席に座るとやたら速く感じるが、恐怖感なくスムーズに加速できた。目標に合わせた停止も最初からうまくいくが、コツをつかんでやっていたわけじゃないので不安が残る。

【AT4時限目:カーブや曲がり角の通行】
左折よりも右折が苦手だと気づく。教習所を出れば、対向車や後続車のプレッシャー、何より歩行者や影から飛び出してくる二輪車やらにも遭遇するだろう。学科で「道を譲ってもらうと急ごうという心理が働く」という話も肝に命じる。

【AT5時限目:坂道の通行・後退】
AT車なので坂道発進は問題なし。後退は、微妙に曲がってしまう。「緊張さえなくなれば大丈夫」と言われたので、とりあえずそういうことにしておく。

【AT6時限目:狭路の通行】
前回から三週間空いての教習は、よりによってのS字とクランク。できるわけねえ!と思いつつ、前輪と縁石の位置関係の応用か?と気づく。果たして、S字もクランクもスルスル抜けられた。うん、車の構造からいって、そう多くの芸当ができるとも思えない。まぁ構造がシンプルなほど技量がすべてなんだけど。

【AT7時限目:急加速と急発進時の措置】
本文で書いた通り恐怖の一時間。急発進時の措置も恐ろしすぎる。アクセルとブレーキの踏み間違えだけはしないようにせねば。

【AT8時限目:通行位置の選択と進路変更・障害物への対応】
ルームミラー、ドアミラー、目視での安全確認。これが思いのほかテンパる。安全確認をしている間に車は思うより早く進んでいて怖い。

【AT9時限目:標識と表示に従った走行・信号に従った走行】
この日より修了検定コース(候補)を走る。はじめての夜間教習だったが、暗いとセンターラインに寄りがちなり、カーブミラーに小さく映る街灯とバイクのヘッドライトが同化したりしていた。意図的に夜間の授業をとったが、正解。路上もできる限り、色々な時間帯で教習しよう。

【AT10時限目:交差点の通行<直進、右折、左折】
本文でも書いた通り、6限目から毎度やっているS字とクランクをはじめてひっかかる。

【AT11時限目:見通しの悪い交差点の通行・踏切の通行】
前回から二週間空いての教習。S字とクランクはひっかからないものの、覚えたての頃より悪くなっている。先生曰く、よくあることらしい。「反射的に正しい方向へハンドルを切っている」「頭で考えると混乱するから、動きは止めずに感覚で運転したほうがよい」とのこと。うーん、ここにきて頭でっかちのクセが出てきたか。

【AT12時限目:みきわめ】
前回から約三週間空く。さて修了検定前にやっておかねばならぬことがある。今日はすべて自分の判断で運転する!これまでは、指示を仰いだり、「大丈夫?大丈夫?」と先生の顔色を伺っていたが、今日はみきわめ不良になってもいいからやる。そしてテキパキサクサクと運転すること!そんな思いが通じたのか、追い越しや障害物地点で対向車とのすれ違いがあったが、判断は正解だった模様。夜間教習が続いていたが、久しぶりに昼間の教習。しかも晴天で気持ち良く運転する。特にカーブはドライブ気分。と、調子こいていたら、右に進路変更なのに左の安全確認をやらかす。あーあ。

【修了検定】
この日は私を含む4人(男女半々)が受験、3人が合格。検定終了後、検定員からの注意点。「途中まではよかったのに、終盤ちょっと雑になってきた」とのこと。原因はわかっている。検定終盤、ちょっとしたアクシデントがあり、それに気を取られているうちに先を見る余裕がなくなり、すべてが後手後手となる。つまりはテンパった。アクシデントなど路上に出れば日常茶飯事だろう。気持ちを立て直す、切り替える——日常生活では決して苦手ではないけど、車の運転ではどうすればいいのだろう、、、経験を重ねるしかないのか???などと大きな課題を残しつつ第一段階を終える。

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