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2014年1月11日土曜日

「高谷史郎/明るい部屋」――東京都写真美術館(目黒区・恵比寿駅)


恵比寿の東京都写真美術館で開催中の「高谷史郎/明るい部屋」に行ってきました。




展示されている写真を観た瞬間「あ、好き」と。

ただ「Performance:La chambre claire/明るい部屋」の抜粋映像は私にはいまひとつ。80年代半ばから90年代前半にかけて、こういったパフォーマンスや映像を観過ぎたせいか食傷気味なところがあります。せめて下調べしてから観ればよかった。

そんなわけで、展覧会会場にモニタが並んでいるだけで警戒してしまうのですが、今回一番印象に残ったのは8台のモニタに映し出される作品「Toposcan」。
小一時間ぐらい眺めていました。映像を観ながら夫は酒が飲みたくなったらしく、私はふわんと眠りに入る前の感覚に陥りました。気持ち良さの反応の仕方もそれぞれ。

入場料500円。展示数は少ないけれど満足でした。

2013年7月15日月曜日

ICC オープンスペース2013——新宿区・初台駅

初台にあるICCで「オープンスペース2013」を観てきました。
入場無料。2013年5月25日(土)〜2014年3月2日(日)までの長期開催です。


イデオジェネティック・マシン
スクリーンにコミックが一コマずつ表示され、所々で設置されているカメラが鑑賞者を撮影。その画像がコミックに取り込まれていく仕掛け。完成したコミックは希望者にメールで送られてきます。



衝撃的だったのは「無響室」。
音を吸収する素材で作られた一室。音の反響や反射がないため、自分の位置を空間内に定められず、宙吊りになっているのと同じ状態だそうです。
私はこの部屋に入ってすぐに具合が悪くなりました。圧迫感というか、まさに身の置き所がない感じ。持ち堪えられず即退出。凶器は意外なところにもあるのですね。



遠心力体験装置
実はYouTubeで観て気になっていたのです。内容はこちらの映像と設計図の展示。映像には訳がついていたので、やっと理解に届きました。一周14時間の観覧車など、乗りたいような乗りたくないような。



ほか、「マシュマロスコープ」、「落下する記録」、「moving objects | nº 692 - 803」、など興味深い作品が会場内に詰まってます。「遠心力体験装置」同様、一度はどこかで観た作品も少なくありませんが、一気に観れて満足感がありました。



そして、ミュージアムショップで欲しくなった本がこちら。

コンパスと定規の数学: 手で考える幾何学の世界 (アルケミスト双書)

黄金比(アルケミスト双書)
パラパラと本をめくりながら思ったのは「数式、全部忘れてるわー」ってこと。
とりあえず図書館で予約しました。良かったら購入かな。



7月20日から東大駒場の駒場博物館で開催される「計算折紙(コンピューテーショナルオリガミ)のかたち」 も面白そう。

夏は外出を極力控えてますが、体調を整えて少しでも多くの展覧会に行きたいところです。

2013年3月31日日曜日

赤い電車

駅のホームで見かけた秋田新幹線「スーパーこまち」のポスター。

JRのポスターの出来映えに実物への不安がよぎる。
帰宅後に検索をかけながら、赤は退色しやすくないか?それにしても新幹線の形状はどこへ行くのだろう?などといらぬ心配をしつつ、そこから例によって買うつもりなど毛頭ない模型を探してみたりする。


トレーン Nゲージ NO.19 京急2100形
京浜急行


▽【カトー】(14-121)営団地下鉄丸ノ内線300形 松屋銀座 鉄道模型ショウ2012 開催記念1両入りKATO鉄道模型 Nゲージ120802
丸ノ内線


TOMYTEC 鉄道コレクション【第6弾 開封販売】岳南鉄道(モハ1103)(鉄コレ)
岳南鉄道


名古屋鉄道スペシャルセット
名古屋鉄道


【丸忠】アオガエル型タイプ 電車シリーズ長野電鉄 2500系AN-1201鉄道模型Nゲージ120323
長野鉄道


そういえば昔、北海道でも走っていたような??もう走ってないのかなぁ。
と、ここらで世界の鉄道も気になりだして再び画像検索。

思った通りドイツとスイスの格好良さには泣けてくる。サラリと見せつけてくれるのは北欧、どや!な赤の発色はイタリア。フランスの内装もいいし、ポルトガルの路面電車の可愛さったらない。やはりヨーロッパはレベルが違うなー。

アフリカ、南米、北米、オーストラリア、ユーラシア大陸。
にしてもインドは、、、列車に人が群がり、張り付き、車体が見えない。


そして、夢の国はディズニーのモノレール。
きれいだけどさ。

【USA限定 ディズニー】アメリカディズニーランド(トゥモローランド)モノレールプレイセット【アメリカDisney限定】ディズニーランド 120914
なーんか、腹が立つのよね〜。





赤い電車、探せばまだまだありそうです。

2013年3月27日水曜日

東北のテマヒマ

東京ミッドタウンにある21_21 DESIGN SIGHT
こちらで2011年7月に「東北の底力、心と光。『衣』、三宅一生。」展、2012年にはグラフィックデザイナー佐藤卓氏、プロダクトデザイナー深沢直人氏による「テマヒマ展(東北の食と住)」が開催された。本書は二つの展覧会に出品された64アイテムを紹介。



colocal books 東北のテマヒマ 【衣・食・住】
【衣】紙衣、シナ布、からむし織、こぎん刺し、裂織、山形ニット、ホームスパン、天鷺ぜんまい織、プリーツ加工

【食】麩、津軽飴、打ち豆、凍み餅、凍り豆腐、山菜、干し菊、大根、縄干しいわな、凍みイモ、いわしの焼き干し、駄菓子、笹巻、きりたんぽ、三五八、稲庭うどん、かっけ、干し柿、いぶりがっこ、凍みきらず、はたはたずし、にしんの山椒漬け、鮭、みそたまり

【住】りんご箱、曲げわっぱ、秋田杉桶樽、会津桐たんす、臼と杵、柏戸イス、堤焼、小久慈焼、平清水焼、楢岡焼、雄勝硯、会津桐下駄、りんご剪定鋏、鋸、にんにくナイフ、会津木綿、樺細工、ボッコ靴、南部箒、鳥越地区の竹細工、奥会津編み組細工マタタビ細工、奥会津編み組細工山ブドウ細工、りんご手かご、イタヤ細工、岩出山のしの竹細工、津軽塗、川連漆器、会津漆器、浄法寺漆器、山形鋳物、南部鉄器



りんごの剪定鋏やにんにくナイフなどの道具にグッとくる。



有名な仙台駄菓子は京都伝来、会津駄菓子は江戸の影響が強いという。
鶴岡駄菓子、盛岡駄菓子、津軽駄菓子、角館駄菓子、東北6県にそれぞれの特色のある駄菓子があったのには驚いた。素朴でおっとりしたフォルムがいい。



収録されているいずれもこうやって紹介されなければ、見過ごしてしまいそうな品々。
なのにどれもこれも一癖ありそうな面構え。
これらを入手したからって、そう簡単に私に近寄ってきてくれるとは思えない。
日々のなかで、身につけ、口にし、手にしているうちに馴染んでくるもの。
いつの間にか特別ではなくなり、なくした時に「しまった」と気づくもの。
もれなく、ジジババの「そらみたことか」の説教がついてくる、そんな気さえしてくるもの。
美しくまとめられたこの本に、「ああ、生活」思わずそんな言葉が出てしまうのでありました。



残念ながらこの展覧会を見逃してしまいました。再展示してほしいなぁ。日本民藝館あたりで。無理かな。日本民藝館では4月からの特別展示はアイヌの工芸。北海道出身者としては見ておきたい。

日本民藝館。画像は2012年バーナード・リーチ展に行った時のもの。
桜の季節、日本民藝館を設立した柳宗悦の歌を思い出します。

吉野山 コロビテモ亦 花ノ中



2013年2月20日水曜日

浅草今半の包装紙

浅草今半の包装紙。
江戸時代の地図を加工したものかな?淡い色合いも愛らしい。



包装紙は、東西は浅草寺から上野まで、北は三ノ輪、玉姫社辺りまでが描かれている。


浅草寺。浅草寺から上野にかけてお寺さんの多いこと多いこと。軽く百はありそう。
このエリアに仏壇仏具のお店が多いのはそういうことだったのかー、と納得。


浅草寺の北側、田んぼの中にポコッと出現する四角は遊郭吉原。



ずーっと浅草今半の包装紙が気になっていました。
年に数回、こちらで贈答用のお肉を購入。
でも自宅用になどするわけもないので、包装紙をじっくり見る機会がなかったのです。
で、ついに今回おねだり。
こういう行為はNG、わかっちゃいるけど誘惑に負けてしまいました。
大切に活用させていただきます。


それにしてもこういう物を手にすると、やはり古地図を見たいなぁ。
でも何も知らないから、暫くはgoo地図(古地図)でお勉強します。

2012年12月24日月曜日

干支ふろしき——とらや

 食べ物にまつわるものは別ブログでやっているのですが、たまにはこちらでも。
とらや干支ふろしき。1050円。





こんな派手な干支柄の風呂敷を使うシーンなど思いつかないけれど縁起物。
鏡餅と一緒に飾ってみようと思ってます(まずはアイロンがけですね)。

定期的に和菓子屋をのぞいては、その姿の愛らしさに悶えてます。
この時期はもちろん新年の意匠。
今年見たところでは、鳩サブレでおなじみ豊島屋福玉も可愛いかったかな。
でも時間がなくてまだ見たりません。和菓子とお茶でゆっくりしたいところですが、今年はもう予定がパンパン。次は春先に期待です。

2012年10月3日水曜日

公団烏山第一住宅——世田谷区・千歳烏山駅

千歳烏山駅南口より徒歩5分。商店街を抜けたところに公団烏山第一住宅の入り口があります。

公団烏山第一住宅は、阿佐ヶ谷住宅、鷺宮住宅と並び、前川國男建築設計事務所によって設計。
昭和33年竣工、94戸。
陸屋根タイプと傾斜屋根タイプが混在する分譲型集合住宅です。





数年前から徐々に取り壊されていき、現在ここに暮らしているのは一軒のみと思われます。
バラの垣根とステンドグラスが美しかったこの家もこの夏に取り壊されました。












阿佐ヶ谷住宅より規模は小さく、10分程度で見てまわれます。
それでも敷地内の道幅はたっぷりとられており、緑も多く、「団地」「集合住宅」についてまわる圧迫感とは無縁の空間。



大好物の工事車両も恨めしい。








この辺りに遊具を設置したコモンスペースがあったはず、、、
時、既に遅し。

いずれ阿佐ヶ谷住宅についても書いていきたいと思います。
こちらも再開発が間近に迫っている模様。
二度ほど行きましたが、まだまだ見足りない。急がねば。

2012年9月24日月曜日

ハト印

郵便切手。
これもまたマニアな世界。
私は手紙やハガキにお気に入りの切手を貼るのがせいぜいです。

しかし、気になりだしたのが、記念印という分野。
初日印(通称:ハト印)がかわいい。



※和文ハト印

※欧文ハト印



※機械押しハト印


この素っ気なさがいい。
とはいえ、初日に指定郵便局に走るガッツはない。


記念印はほかに、特印、小型印、風景印があるようです。
でもその区別がイマイチつかめません。




ディック・ブルーナの小型印、いや特印なのか?




大エルミタージュ美術館展の小型印。チェブラーシカめぇ。






風景印。乗り物は人気がありそう。



久しぶりに切手の博物館に行きたくなりました。
スケジュールをみると、、、何度も足を運びたくなる、、、。

切手の博物館は、「ふみの日(毎月23日)」は入場無料。
入館料大人は200円。切手でも支払えます。
こういうのいいですよね。

2012年9月22日土曜日

大活字本

村上春樹・著「1Q84」を図書館で借りました。
内容は村上春樹!として。
BOOK1とBOOK2は大活字本、BOOK3は単行本で読んでみました。






大活字本は、弱視の方(低視力者、高齢者)が読書しやすよう文字を大きく行間も広くとられた図書。そのため「1Q84」の場合なら単行本一冊を三冊に分けて出版されてます。

存在は知っていたものの、読んだのははじめて。これが読みやすい!

単行本も裸眼で読めるけど、文字や行間だけではなく白黒反転しているので目が疲れにくくどんどん読み進められました。





画像の左側が大活字本、右側が単行本。



問題は価格。BOOK1は、単行本が1,890円に対して、大活字本は同じ一冊分(1巻3,255円、2巻3,286円、3巻3,255円)で1万円弱になってしまうこと。

ただ大活字本は、今後ニーズが増えるのは間違いないでしょう。
それまで頑張っていただきたいなぁ。出版社やデザイナーの方にエールをおくりたいのであります。