2013年3月30日土曜日

へんないきもの——早川いくを・著

タイトル通り、へんな生き物を紹介した本。  


へんないきもの

その名の通り死ぬまで逆立ちをして暮らすサカサクラゲ。
敵から身を守るため、死臭のする唾液を出し迫真の演技で死んだふりをするオポッサム。
目を捨て、耳を捨て、毛皮も捨て、ひたすら歯と顎を強靭に発達させてきた掘削バカ一代のハダカデバネズミ。
150度の高熱にも、絶対零度(−273度)にも、真空にも、乾燥にも、6000気圧にも、放射線にも、耐えて100年は死なないクマムシ。
一日に自分の体重と同じ量を食べ、エサがなくなると3時間で死ぬトガアリネズミ。


などなど、時には職場のオヤジに、時には忍者に、はたまた連れ込み宿の温泉マークに例えながら生物の特徴を延々と紹介。このテの本にありがちな専門用語やら小難しい表現は一切なし。「ふーん」とぐらいな気持ちで読みはじめたら夢中になっていた。あらゆる分野にこういう本があったらなぁ、と思う。

「僕らはみんな生きている〜♪」という歌を思い出したけど、この筆者ならこんな得体のしれない奴らとも友だちになれるかもしれない。お勧めです。




 

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